「いのちのバトン」志村季世恵さんトークライブ

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『こども環境会議』の代表と『Dialog in the Dark Tokyo』の理事を努めている志村さんは
バースセラピストとして、心や身体にトラブルを抱える方々のカウンセリングや、末期ガンを患う人へのメンタルサポートを行っています。


志村さんが書かれた『いのちのバトン』は、親子関係にトラブルをきたしている人、障害のある子どもを育てている母親、自閉症児、そして末期ガンを患う人。大きな苦しみを抱えて孤独に陥った人のかたわらでそっと耳を傾け、人や自然とのつながりを心に取り戻したり、悩みに支配された心の整理整頓を手伝うバースセラピストの奇跡のエッセイ集です。(『いのちのバトン』より)

この本が講談社より文庫化された記念に、志村さんが患者さんから伝え聞いた人生の大切な学びや気づきを語り継ぐトークライブが Dialog in the Dark Tokyo で開かれました。
五感、第六感もフルに使って、患者さんの消え入りそうな命の叫びを感じとる志村さんの繊細さに脱帽し、患者さんに寄り添う日々に感動し、涙が止まりませんでした。
自分や家族の答えの出ない行き詰まりに重ね、漠然とではありますが、どうしていくべきか道が開いたように思え、志村さんに間接的にセラピーを受けているように感じました。
そのお姿があまりにも美しくて、まっすぐに純粋な少女のように見えました。A