ついに黒い無双釘を、銀色にすることができました!
元々の鉄に漆を使った、伝統的な着色があいまった、古びた風合いがちょうど良い感じです。イメージを汲み取り、何度もトライしてくれた心意気と、具現化する職人の技に、本当に感謝です!古くからある機能的できれいなものは沢山あります。でも、今の暮らしに合わないものが多いのも確かです。そのようなものに手を加えて、この先の暮らしに役立つ道具として、残していくことを大切にしたいと思っています。もったいないから仕方なくということではなく、自分にとって必要なものを大事にしたいという考えです。大事にするものごとに囲まれて暮らしたいという気持ちは、当たり前のことだと思うし、その気持ちをカタチあるものとしてデザインすることが僕の役目なので。
この無双釘は、hosono house の玄関、リビング、トイレに取り付けられる予定です。
この小さな釘が、hosono さんにとってどのような存在にあるか、本当に楽しみです。 hiroshi seki