また葉っぱのお話ですみません。

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私の田舎には、畑がいくつもあり、お茶も植えられていました。5月の連休になると、お友達が遊び回っているのを尻目に、家族総出でお茶摘みをするのが初夏の恒例でした。摘み取った葉を蒸して、炭を仕込んだ焙炉の上で茶もみをするのですが乾燥した針のような茶葉になるまでに大変な時間がかかり、できるのもほんのわずか。重労働でした。父が高齢になり、作ることができなくなってからというもの、これまで大切に育てられていたお茶の木は、新芽が出てもそのまま放置されてきました。葉っぱを見るたび、あんなにいやだった茶摘みのことは忘れ、亡くなった父とのお茶づくりを思い出し、お茶の木を不びんに思っておりました。帰省したおり、つぼみを付けた葉っぱをせめて、お茶の師である久保先生にお持ちしようと束の間アトリエ滞在中です。そのときです、すごくいいこと思いつきました!この葉っぱをお茶道具の包みにいかせるのでは? Good Idea ではありませんか! つづく。akiyama