「金沢職人塾」職人紹介:金沢伝統箔・松村 謙一さん

トップバッターは、金沢伝統箔・松村製箔所の松村 謙一さんです。
金沢市に生まれ、18歳でお父さんの譲氏に弟子入りして縁付金箔職人となりました。
2001年には金沢箔の伝統工芸士に認定されます。

金沢箔の行く末を案じ、2009年に「金沢金箔伝統技術保存会」を設立し会長に就任、伝統を守るために日夜奮闘されています。 松村さんの後ろ姿を見て、次男の法行さんが後継者となることを決意、奥様と3人で繊細な縁付け金箔の仕事をこなされています。 そんな松村さんの熱い思いが実り、昨年、金沢伝統箔 (縁付金箔) が「文化庁選定保存技術」に選定されました。

和紙の間に一枚ずつ金箔をはさんで、一分間に700回という早さで丸一日打ち込む作業。十円玉の大きさの金が、畳一枚の大きさにまで延ばされます。厚さは、およそ一万分の1ミリ! 昨夜は、TBSテレビ「世界ふしぎ発見!」でご家族の仕事ぶりが放映されていました!

金箔が生きているように美しく輝いていました。

テレビ東京で放映された「匠の肖像」でも取り上げられています。

砂金を洗った沢があったところから名付けられた「金沢」。金箔は守らなければなりませんね!叩かれ抜かれた金箔が、どのように求道会館で展示されるかどうぞお楽しみに!

OVE南青山でのレセプションでは、松村さんが金箔の仕事を見せます。
金箔を貼る体験もできますのでぜひご参加ください!縁付け金箔そのものを買うこともできますよ。
レセプションの情報はこちら→ OVE南青山プチ展示会とレセプション
みなさまのご参加を心よりお待ちしています! mitsue akiyama