リビングに、畳敷きの床下収納付の小上がりを造った「M house」。
お施主様からは「生活が一変しとても満足している」とうれしいお言葉を頂戴しました。
ただ、お仕事で作り手さんたちに御挨拶できなかったことが心残りとのことで「御礼にお茶一服さし上げたい」とご要望がありました。このリフォームに関わった業者さん、職人さんたち、以前ご使用のソファの引き取り手のご家族や、お世話になった方などをお招きしようと話し合い、小上がりの説明なども兼ねた「南茶亭・オープンルーム茶会」を開くこととなりました。
SEKI DESIGN STUDIOの 関は、マンションのロビーでお出迎え、秋山は裏方の水屋、旦那様はマンションの玄関を寄り付きに見立て、おしぼりとお白湯を給仕、奥様はお菓子を手作りし、お抹茶を点てて、5座のおもてなしをされました。お茶の後は、小上がりを降りて、どのような収納になっているのかご説明くださいました。職人さんたちは、ご自分の作られた場所で、このようなお招きを受けたことはないと大変に喜んでくださいました。
奥様の空想を実現した部分改修は、収納が増え、畳の小上がりとして多様に活用できる機能的な満足だけでなく、おもてなしの場としての精神的な満足を得られたことをとてもうれしく思い、お施主様自身が関係した人、みんなをハッピーにしてくださったことが大変にありがたく、感謝の気持ちで一杯でした。
お施主様、お疲れさまでございました。ご来場のみなさま、ありがとうございました。