世田谷・O house キッズルーム

親心から生まれた二人の愛娘の居場所
    • プロジェクト名  世田谷・O house
    • 計画種別     戸建住宅リノベーション
    • 竣工年      2026
    • 計画地      東京・世田谷区
    • 構造       SRC
    • 施工       藤倉工務店
    • 設計       SEKI DESIGN STUDIO
    • 撮影       淺川敏

    ご両親は「子供の成長と変化の様子からダイニングにそれぞれのデスクと本棚が置き、キッチンで料理をしながら遊びや勉強に寄り添い、自分のものを大切にし片付けるという自発性を高めてあげたい。」と考えていました。

    そんなご両親の思いを受けて、親子の会話、視界、距離感、向き合い方を重要視し、子供の集中力、好奇心、発想力に影響する居場所を与えてあげたいと思いました。

    そしてこれらを具現化するために子供がこもれる「基地」を発想し、部屋の中にもう一つの部屋(装置)を作り上げるという提案をしました。

    本体は木造軸組の成り立ちを参考に、導線、デスクと棚と収納などの機能、空間とのサイズ感、組み立て方、安定感、温もりなどを検討し、タモの集成材の柱と梁と垂木を基本構成としました。

    垂木は愛らしさを強調するために緩やかな弧を描きました。

    親子が向き合えるデスクは、オリジナル金具による三段階の高さ調整ができる脱着式。

    アールの本棚は様々なサイズの本やおもちゃなどに対応できるように、ダボによってピッチの調整ができ取り外しが可能な脱着式。

    壁寄りの各自専用の収納棚は、無印良品のケースが二段置きができる容量を確保し、上部の壁面は学習、メモ、お絵描きなどのために黒板を設けました。

    大黒柱は自然な経年変化を体感してもらうために、真鍮のバイブレーション仕上げのままとしました。

    様々な金具はご家族で扱えるように既製品とオリジナルで整えました。

    照明は素朴な陶器のソケットを吊り下げて、ランプは自分達で取り替えができるように、色々な仕様のLEDランプを用意しました。

    友達とお泊まり会をしたり・・・
    ひな祭りには雛人形でお祭りをしたり・・・
    クリスマスにはツリーに見立てリースを飾ったり・・・
    誕生日にはメッセージなどを添えてお祝いをしたり・・・

    絆や親しみを感じる「尊い存在」となることを願います。

  • 全体の様子

    ディテール

    組み立ての様子

    図面

    世田谷・O house

    hiroshi seki
    • プロジェクト名  世田谷・O house
    • 計画種別     戸建住宅リノベーション
    • 用途       住宅
    • 竣工年      2015
    • 計画地      東京・世田谷区
    • 計画面積     427.19㎡
    • 構造       SRC
    • 設計       SEKI DESIGN STUDIO
    • 施工       ArchiMODA
    • 撮影       淺川 敏 関  洋

    より良い暮らしを求めて、マンションから一軒家に移ることにしたご夫婦と愛犬一匹。物件をさがしはじめて、ほどなく出会えたこの建物は、見晴らしの良い高台にあり、建築家と名工による整った佇まいで、申し分なかった。しかし、自分たちの価値観や暮らし方を照らし合わせると、様々なズレを感じ、自分たちにフィットする家にリノベーションすることを決めた。それから、僕たちの存在をサイトや雑誌で知り、家づくりがはじまった。

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