上大崎・K house

愛猫との新しい暮らし
  • プロジェクト名  上大崎・K house
  • 計画種別     マンションリノベーション
  • 竣工年      2023
  • 計画地      東京・上大崎
  • 設計       SEKI DESIGN STUDIO
  • 家具製作設置   藤倉工務店 BASIS
  • 撮影       淺川敏
  • 記事       ToKoSie 「都心のパノラマと愛猫との暮らしに寄り添う住まい」

hiroshi seki

リビングダイニングとベッドルームの間にあったスライディングドアを撤去してワンルームへ。床は愛猫の毛色に似た大判のタイル、壁と天井は既存のクロスの上から施せるオフホワイトの珪藻土、リビングダイニングの一部の壁とベッドスペースのアクセントウォールは、引っ掻きに強い挽板のフローリング材を用いて、Kさんの愛猫への思いを取り入れながら開放感と自然感を強調しました。

リビングダイニングの収納とワーク(デスク)スペースは、テレビボードを兼ねた造作のウォールキャビネットに集約して、食事の仕方やくつろぎ方などからダイニングテーブルとソファを一体にした、Kさんならではの生活に合わせたオリジナルの家具を発案。

ソファのフレームと天板は丈夫な無垢材で構成し、ファブリックはペットとの暮らし向けの、抗菌、抗ウィルスに優れ、引っ掻きに強く水だけで汚れが落とせる特殊生地を採用しました。

ウィンドウトリートメントは、リビングダイニングの大窓は自然光とカーテンボックス内に仕込んだ間接照明との相性から、珪藻土の色に近いオフホワイトの電動遮光ロールスクリーン、ベッドスペースの窓はベランダの出入りと落ち着いた雰囲気を演出するためにグレーの遮光バーチカルブラインドで整えました。

照明計画は、様々の生活シーンに合わせてコントロールできように、調色と調光ができるBluetooth対応の間接照明とダウンライトを適材適所に配灯しました。

洗面脱衣室と浴室は既存のまま、エントランスホール、トイレ、ウォークインクローゼットは床はタイルに、壁と天井は紙糸(パルプ)の織物壁紙に貼り替え、キッチンは収納扉の面材のみを取り替えるなど、既存を活かしながら新しいライフスタイルを調和させました。

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