恵比寿・M house :original kitchen
- プロジェクト名 恵比寿・M house
- 計画種別 マンション部分リノベーション
- 竣工年 2025
- 計画地 東京・恵比寿
- 構造 RC
- 施工 藤倉工務店 BASIS
- 設計 SEKI DESIGN STUDIO
- 撮影 淺川敏
6年前に、リビングに畳敷きの床下収納付小上がりを納め、リビング、ダイニング、キッチンの照明の改善をしました。
今回は、オリジナルキッチンの設置とそれに伴う照明の改善です。
オリジナルキッチンのワークトップは、スペインのTPB tech 製の4層(セラミック、アルミ、ベークライト、アルミ)構造で、ワークトップの下にIHコンロを搭載したコンロが見えない革新的な代物です。
ワークトップのカラーは、イランの石を現代的に解釈した色合いに白い腑が加えられた、ペルシャ風の石を連想されるザハストーンを採用しました。
◼️ TPB tech
https://www.tpb-tech.takao.co.jp
フードは、ドイツのガゲナウ製の昇降式テーブルベンチレーションで、使用しない時は完全にワークトップの中に格納され、調理が行なわれるクックトップの間近で、直接効率良く水蒸気や臭いを排気するシステムを採用しました。
◼️ GAGGENAU
https://www.ntec.tv/products/ventilation/al400791/
本体は、収納する調理機器の特徴とサイズと使い勝手から引き出しを多用し、ダイニング側にはグラスや茶碗などの収納スペースを確保し、エナメル塗装でインテリアと調和させました。
また足元は、つま先が当たらないように入り幅木で、汚れや傷に強いステンレスでカバーしました。
照明計画は、既存は天井付レンジフードで、キッチンとダイニングが分断された状態でライン照明を設置していたが、昇降式テーブルベンチレーションの採用により、レンジフードによる分断から開放され、尚且つ綿密な調査と計画からダクトを梁出の内側に納めることに成功し、新規のライン照明を天井と梁の入角に一列に設置して、キッチンとダイニングの広がりと繋がりを強調しました。
また、IHのワークトップと奥まったスペース用の光として、梁下にマイクロダウンライトを設置して機能美を整えました。
撮影当日は、TPB tech の担当者がお肉を実際に焼いて、ワークトップとテーブルベンチレーションの機能・能力を、皆で味わいました。
畳敷きの床下収納付小上がりがある暮らし
- プロジェクト名 恵比寿・M house
- 計画種別 マンション部分リノベーション
- 竣工 2019
- 計画地 東京・恵比寿
- 構造 RC
- 設計 SEKI DESIGN STUDIO
- 施工 たすかけ 岩井木工舎 金井畳店
- 撮影 浅川 敏
リビングの収納力を増やしたい・・・
ソファから畳での生活に変えたい・・・
茶事ができる場がほしい・・・
これらのご要望を受け、畳敷きの床下収納付小上がりを計画しました。
本体は、現状のリビングと機能美を成立させるために、高さ350mmの小上がりと高さ2015mmの壁で構成。
施主の雰囲気と既存の家具とのバランスから、ウォールナットの板目と縁なしの畳で仕立てました。
小上がりには、3つの床下収納と3つの引き出しを設けています。大切な着物を収納するために、2箇所の床下収納の内部には、調湿、防虫効果に優れた桐材を用いました。小上がりのダイニング側の出隅は、ダイニングの壁のラウンドとあわせて緩やかな弧を描くことで、空間との調和をとりました。壁は「床の間の壁」とみたて、場の特性をさりげなく強調し、スイッチ、コンセント、間接照明を納めるための「門構え」の形態を成しています。真鍮製のスイッチプレート、コンセントプレート、呼出しカン、無双釘は、馴染みの金工職人に古美色に染め上げてもらい、腕利きの木工職人さんに精巧に納めていただきました。
この場に合わせてダイニングとキッチンの照明の改善も計りました。既存天井の骨格と、白塗装が施されたスケルトン天井の表情を生かすために、器具そのものの姿がモダンで、連続した直線の光が印象的なライン照明を採用し、天井と梁の入隅に直付けしました。
施主はこの場を「南茶亭」と名付けました。





























