もてなし

素のものの道具は、シンプルだけれど使ってみると、お茶やお菓子が映えたり、お花がみずみずしかったり。
相手を思い浮かべて使う道具だから、人の手が加わって生き生きとする。
道具使いを通して、気持ちを伝えられたら、日常の行為も美しく変わっていくだろう。

おもてなしの効力

日常より少しあらたまったおもてなしは、意識が高まって、清々しい気分になります。そんな効力が、迎えられるお客様にも伝わって、幸せな気持ちになりますように。

kiri – zen
スティールのフレームに桐盆を合わせたお盆膳。桐の天板はトレイとして取り外せますので、お酒やおつまみなどをのせて運び入れれば、あらたまったおもてなしができます。エントランスやお部屋に花台や香台としてしつらえれば、特別な空間に様変わりします。

只只抹茶をおいしくいただく

お抹茶をおいしくいただくことにこだわって、茶道の精神をシンプルに凝縮したおもてなしを自分らしくこなせたら素敵です。

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ゲストに振る舞うおもてなしがいつものお茶とは違う特別なものになります。大切な人に思いを伝えたいとき、気持を落ち着けて自分に集中したいときにも活躍します。

最小の動きで過不足なくもてなす

打ち合わせで資料がテーブルにひろがっているときに、お茶やお菓子を出すと、話が中断して、せっかくのおもてなしが煩わしく感じられます。簡潔に、場所を汚さないティーセットのサーブがテーマでした。

mini tray
トレイを銘々にご用意することで、スマートに出し入れでき、飲食するときにこぼしても気になりません。重ねられて収納にも便利な和のカタチ、4種類が揃います。

daisuke nakajima

天然素材の美しさを取り入れる

古くから親しまれてきた材料は、ありふれたものにしか見えないことがありますが、そのものの美しさを追求すると、びっくりするくらい新鮮な一面に出会えます。力強さと繊細さを兼ね備えた杉材もそのひとつ。パンや果物、お料理をディスプレイすれば、おもてなしが引き立ちます。

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クラフトマンが一品ずつ丁寧に手作りしている杉盆は、表面をうづくりしていますので、杉独特の木目の美しさと肌触りが楽しめます。

daisuke nakajima

硬質な素材で特別感を出す

金属の道具は、陶器や木などのやわらかさとは違った特別感があり、板状の皿や存在感あるソリッドな素材を用いると、上質な印象を与えられます。

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建築の床と柱の関係のように真鍮の板と脚で構成。高低差のある正方形と長方形があり、重ねて使用すれば、リズミカルにディスプレイできます。ハンドタッチによる奥深い表情が特徴です。

素材の厚みや高さにこだわる。

器に厚みや高さがあると、あらたまった印象になって、果物やお菓子が映えておもてなし度が増します。取り回しのお皿やお抹茶を点てる盆略点前に使うなど、おもてなしのいろいろな用途で活躍します。

kuri koudai
栗の無垢材から削り出した高台のついた丸盆。角タイプもあります。